うみめむめも

講義内容

大学院特別講義5.22 伊賀 聡一郎さん

伊賀聡一郎さん PARC・日本代表/シニアリサーチャー・ユーザーリサーチ

専門:インタラクションデザイン

   HCI(Human-Computer Interaction)

   エスノグラフィのビジネス応用

 

エスノグラフィ ethnography = ethnos(民族)+ graphia(書かれたもの)

:人類学・社会学の中の調査手法→文化を知る 直接の生活の体験など

異民族はどんな生活かわからない、何をするかわからない。それを記録(写真、文字、絵)し何が起こっていたかわかるようにする

 

エスノグラフィの体験

二人一組でペアをつくり、それぞれ写真を記録する側とその写真を絵で再現する側に別れる。

まず、写真を記録する側だけが写真を一定時間の間に文字だけで記録し、その後その文字を頼りに再現する側がイメージをして絵にする。

f:id:umiushi24:20170605113350j:plain

↑実際に記録された文字(赤は感想のときにつけたコメント)

f:id:umiushi24:20170605113449j:plain

↑文字に沿って描いたイラスト

比較的正確に描写できたが、文字によるそれぞれのイメージの違いをよく感じた。

 

エスノグラフィーの手法は異国文化から都市、そしてテクノロジーへの利用と推移している。

Hidden Obvious:指摘されてはじめて当たり前と気づくもの

バイアス(偏見):人には何をしているかを見るだけでは自己の価値観に当てはめた葛藤がおきる

 

デザインの未来

 ・Printed Electronics(スマートラベル):印刷技術でセンサーやバッテリーをラベルに表示させる。

 ・自己破壊昨日付きICチップ:ガラスに印刷された回路にある命令がされると自己破壊する。

 

企業の目的と機能

「人の欲するもの人の予期せぬ形で」

マーケティング   イノベーション

      デザイン

        ↓

       社会

 

概念モデル

・デザイナーがもつ概念モデル:デザイナーが頭に描いたもの

・ユーザのもつ概念モデル

・システムイメージ

いままではデザイナーはシステムを通してユーザに接していたが、これからはユーザとデザイナーが直接対話できるようになる

 

自分の考えを強くもつこと

未来のことは誰にもわからない。全員が考えて常に新しい発想をアップデートしていくことが未来のデザインに必要である